ブラック企業

【最新】ブラック企業の特徴10選と見分け方、ブラック企業を退職する方法とは

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ブラック企業という言葉を耳にしたことのある人は多いと思います。

日本では2013年、流行語大賞にノミネートされ社会問題になりました。

「ブラック企業」という言葉は知っていても、ブラック企業の具体的な特徴や見分け方を知っている人は多くありません。

特徴や見分け方を知っていないと、自分から進んでブラック企業に就職/転職してしまうかもしれません…。

というわけで、今回は

  • ブラック企業の特徴
  • ブラック企業の見分け方
  • ブラック企業からの脱出方法

この3つを中心に解説していきます。

では以下に参りましょう!

ブラック企業とは

まずは「ブラック企業」について解説していきます。

実はブラック企業には明確な基準がありません

厚生労働省が以下のように明記しています。

ブラック企業に明確な基準はありませんが、「ブラック企業大賞」と呼ばれる不名誉な企画が2012年から毎年行われています。

『辞めサポ』スタッフ
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従業員に対して過労やサービス残業を強いたり、パワーハラスメントや偽装請負や派遣差別を行ったりなどが、問題視されている企業(ブラック企業)の頂点を決めるという企画です。

多くのノミネートされた企業の中から総合的にワースト1位となるのが大賞となります。

気になった人は以下の記事を参照ください。

【最新】ブラック企業大賞2019を徹底解説!!特徴や見分け方も合わせて解説!! ブラック企業大賞とは2012年から始まった、その年一番のブラック企業を決める不名誉な大会です。 というわけで今回は...
【最新】ブラック企業大賞2018を徹底解説!!特徴や見分け方も合わせて解説!! ブラック企業大賞とは2012年から始まった、その年一番のブラック企業を決める不名誉な大会です。 というわけで今回は...
『辞めサポ』スタッフ
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ブラック企業に明確な基準ありませんが、上記の特徴が多く当てはまる企業は概ねブラック企業と言えるでしょう。

以下で、ブラック企業の特徴をチェックしていきましょう!

ブラック企業の特徴10選

ブラック企業の特徴10選を紹介していきます。

  1. 長時間労働
  2. 給料が低い
  3. 残業代が出ない
  4. 有給が取れない
  5. 離職率が高い
  6. ノルマ・目標が厳しい
  7. パワハラ・セクハラがある
  8. 試用期間が長い
  9. 短期間で管理職
  10. 精神論が横行

1つ1つ確認していきましょう。

①長時間労働

やはり、ブラック企業の一番大きな特徴はこの「長時間労働」ではないでしょうか。

就業規則には休憩1時間と記載されていても、実際は休憩を取らせてもらえない、休憩を取れる雰囲気じゃない、などなど…。

ブラック企業にみられる大きな特徴と言えます。

②給料が低い

休憩なしで長時間働いているのに、給料が低いというのはブラック企業の特徴です。

自分の給料と働いている時間を計算して時給を出してみたら、最低時給を下回っていた事例もあります。

給与明細に勤務時間が記載されています。
毎月しっかり確認して、保管しておきましょう。

③残業代が出ない

先ほど解説した「②給料が低い」にも繋がりますが、残業代が出ないのもブラック企業の大きな特徴です。

みなし残業代を出しているからと言って、その残業代を超える残業をさせられるケースもあります。

  • 残業代が出ない
  • 残業代が少ない
  • そもそも残業が多い

ブラック企業の特徴ですね。

④有給が取れない

有給が取れない、有給を申請しずらい雰囲気があるのはブラック企業の特徴です。

「いまは繁忙期だから有給休暇は取らせない(時季変更権)」などの対応自体は違法ではないですが、変更時期は相談しなければなりません。

交渉の余地なく、有給取得日を強制された場合も、ブラックだと言わざるを得ません。

「有給の付与」は義務で「有給の消化」自体は労働者の自由です。

⑤離職率が高い

従業員の扱いが悪いため離職率が高いのが特徴。

ブラック企業は、使えなくなった社員を簡単に切り捨てます。

さらに、入社3年未満の社員が圧倒的に多い場合も疑った方がいいでしょう。

ブラック企業には従業員が定着せずに、離職率が高くなる傾向です。

『辞めサポ』スタッフ
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常に人員不足なのでハローワークなどの求人を調べると、いつでも従業員を募集しているのが特徴です。

⑥ノルマ・目標が厳しい

『頑張ればできるだろ!気合いだ!!』

などと言われ、達成できるはずない目標・ノルマを課せられます。

達成できなければ怒鳴られる、よくあるブラック企業の特徴です。

ノルマ未達成の場合、減給などのペナルティがある悪質な企業も多いです。

⑦パワハラ・セクハラがある

女性であれば、必要以上にプライベートなことを聞かれるのはセクハラにあたります。

セクハラをされても、周りが助長する雰囲気があるのがブラック企業の特徴です。

パワハラも然りです、オフィス内で怒号が飛び交うことなんてホワイト企業では絶対にあり得ません。

『辞めサポ』スタッフ
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最近はマタニティハラスメントと呼ばれ、育休をとる女性がハラスメントを受けることもあります。
育休を取るのは労働者の自由ですが…、ブラック企業ではそうはいかないようです。

⑧試用期間が長い

入社後、社員に対し一定の試用期間を設けている会社も多いです。

ブラック企業は、この試用期間を意図的に長くしているという特徴があります。

試用期間中は人件費を安く抑えられるメリットがあるため、安くこき使うのが目的です。

⑨短期間で管理職

管理職になると言えば、聞こえはいいかもしれません。

ブラック企業は早い段階で、社員を役職付きの「マネージャー」や「課長」などに昇格させる傾向があります。

これは管理職にすることにより、会社は労働者に対して残業代を払わなくて済むようになるからです。

『辞めサポ』スタッフ
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昇給したのに、給料が減ったというのはブラック企業ではよくある話です。

⑩精神論が横行

ブラック企業は「頑張る=残業」などの風潮があり、

  • 『やればできる!!』
  • 『俺たちは仲間だ!!』
  • 『感謝しよう!!』

などと、精神論でどうにかしようとする傾向があります。

  • 『俺たちは仲間だ!!』=ちょっとのセクハラやパワハラは気にするな
  • 『感謝しよう!!』=会社に文句いうんじゃない

という意味が含まれていることがほとんどです。

『辞めサポ』スタッフ
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ブラック企業は自分を、会社を、客観的に見ないと気付けないんです。

ブラック企業での日常が当たり前になっているからですね。

この中の特徴に一つでも当てはまるものがあれば、あなたの働いている会社はブラック企業の可能性が高いです!

ブラック企業の見抜き方

上記でブラック企業の特徴を解説しましたが、会社に実際に働いている人しか実感できない特徴になっています。

ここでは、ブラック企業に就職・転職しないための見抜き方を解説していきます。

大きく4つの見分け方があります。

  1. 求人情報で見抜く
  2. 面接で見抜く
  3. ネットの情報で見抜く
  4. 調査して見抜く

一つ一つ解説していきます。

①求人情報で見抜く

求人情報からも、ブラック企業の特徴を伺える企業はあります。

以下の項目が当てはまる企業は要注意です。

✔︎ 常に求人募集している
✔︎ 採用人数が以上に多い
✔︎ 年間休日が105日以下
✔︎ 基本給が異常に高いor低い
✔︎ アットホームを強調
✔︎ 福利厚生をアピールしている

『辞めサポ』スタッフ
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基本給10万円+諸手当15万円の、合わせて月給25万円といったように、手当の割合が多ければ多いほど注意が必要。
いざとなったとき、企業は手当を削ることが出来るからです。

給与が異常に高い場合も、退職金・ボーナス・残業代無しのパターンがあるので要注意ですね。

②面接で見抜く

求人情報はまともでも、面接でブラック企業の特徴を見つけることができます。

下記がチェックポイントです。

✔︎ 社員の見た目
✔︎ オフィスの様子
✔︎ 面接官の態度
✔︎ 質問に対して明確に返事がない
✔︎ その場で採用される

『辞めサポ』スタッフ
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いきなり採用されて嬉しくなり、就職してしまうのは要注意です!

通常、採用までにかかる時間は3日から1週間です。

その場で採用されるということは、その企業がブラック企業で、慢性的な人員不足だから今すぐに人員が欲しい、という可能性があります。

③ネットの情報で見抜く

ネットで会社名や企業名を調べると、口コミサイトや会社のホームページが出てくるはずです。

口コミサイトでの評価は全てが正しいとは限りませんが、評価が悪ければ懸念点として頭の片隅に入れておきましょう。

また、会社のホームページが見つからない場合事業内容が明確に記載されていない場合も要注意です。

④調査して見抜く

自分で会社を直接調査して見抜く方法もあります。

夜に会社の窓を確認して、まだ窓が明るければ残業している社員がいる、ということです。

警備の関係で明るくしている可能性もあるので一概には言えませんが、夜に電話をかけてみるのも一つの方法です。

社員がいるのに電話に出なければ、残業している事実を隠している証拠かもしれません。

一晩だけの調査ではわかりませんが、本当にその会社がブラック企業かどうか気になる方は自分で現地に足を運んでみて下さい。

『辞めサポ』スタッフ
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ブラック企業に就職してしまって、心も体も限界になるまで働いて退職する人は後を立ちません。

ブラック企業は簡単に入れるけれど、簡単にはやめれないのが特徴です。

さらに詳しく知りたい方は以下の記事を参照下さい。

ブラック企業の見分け方

ブラック企業から脱出する方法【退職&転職】

簡単に就職できて、簡単には退職できないブラック企業。

ブラック企業に就職してしまっても、ブラック企業からの脱出方法を知っていれば問題ありません。

ここではブラック企業からの脱出方法を深刻度順に解説していきます。

早急に退職したいケース【緊急】

以下のうち一つでも当てはまれば、早急に退職をおすすめします。

  • 会社に行きたくない
  • 即日退職したい
  • 明日も出勤したくない
  • 自分で退職することが言えない
  • 退職できるか不安
  • 職場での人間関係に疲れて苦しい
  • 退職したくてもできない
  • 退職すると言っても辞めれない

そんな人には、退職代行SARABAでの退職をオススメします。

退職代行とは

労働者が会社を退職したいと考えた場合に、労働者に代わって退職の処理を行ってくれるサービス。

退職代行SARABAを使えば、即日(最短30分)で退職でき、依頼した日から会社に出勤する必要がなくなります。

ブラック企業から退職しようとすると、トラブルに発展したり、退職を引き止められたりと簡単に退職させてもらえないケースが多くあります。

ですが、退職代行を利用すれば、確実に退職することができます!

退職するブラック企業と自分が直接やりとりすることもありません!

『辞めサポ』スタッフ
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退職代行SARABAは労働組合が運営している最大手の退職代行業者で、転職サポートもついているんです。

詳しく退職代行SARABAを知りたい方は以下の記事を参照下さい。

【評判】退職代行SARABAは失敗する?口コミや体験談を徹底検証! 『退職代行SARABAに依頼しようと思ったけど、失敗しないのか不安...』 退職代行を依頼して失敗されたら、どうしようと不...

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ゆくゆくは退職したいケース

ブラック企業からゆくゆくは退職したいと考えている人は、転職サイトに登録することをオススメします。

転職先が決まらずに、退職してしまうと生活が苦しくなったり、様々な問題が発生します。

ブラック企業から退職したければ、先に転職サイトに登録して転職する意思を固めておけば、スムーズに退職することができるでしょう。

転職先が決まっていれば、ブラック企業から退職を無理に引き止められる可能性も低くなります。

もし問題が発生するようでしたら、転職サイトに相談することも可能です。

退職したい人は、先に転職先を見つける!というのが大切です。

基本の退職の流れに関して詳しく知りたい方は以下の記事を参照下さい。

https://yamesapo.com/nagare/

ブラック企業で働き続けている人へ

ブラック企業と分かっていながら、働き続けている人もいるでしょう。

職場での人間関係や、何か人に言えない理由で働き続けている人もいるでしょう。

  • 心身の限界が来るまで、働く必要はありません。
  • 給料が安いのを我慢する必要はありません。
  • 一つの会社で長く働き続けることが評価される時代ではありません。

ホワイト企業であれば、あなたはもっと評価されているかもしれません。

退職代行SARABAは退職に関する相談は無料なので、一度相談してみてもいいかもしれませんよ。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

ブラック企業の特徴/見分け方/退職する方法を解説してきました。

一番辛いのは辞めたいのに辞めれないという状況だと思います。

退職は労働者の自由のはずですが、ブラック企業から退職するのは簡単ではありません。

あなたの心と体が限界になる前に、退職代行の利用や転職サイトへの登録を考えてみて下さい。

これから就職・転職する人はブラック企業を避けて就職して下さい。

ブラック企業の対処法を知っていれば、問題ないはずです。

1人で悩まず、相談してみて下さいね。それでは!

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